毎日サンフランシス子

アメリカ都市部の治安

アメリカに住むにあたって、一番気を付けないといけないのは治安です。

日本とアメリカは危険の意識や緊急のレベルが全く違います。特にアメリカの都市部に住む人、特に観光に来ている人は十分すぎる程気を付けてください。サンフランシスコ在住歴約30年が語るサンフランシスコの治安。観光や留学、駐在などを安全に楽しんでもらう為の完全保存版エピソードです。防犯意識を持って、犯罪の被害、犯罪に巻き込まれない為の安全対策を紹介します。

Homeless

パンデミック以来、犯罪率が確実に増加しています。加えて最近は更に、凶悪犯罪も増えてますので要注意。観光客もまだ少なく、失業者の増加から治安もさらに悪化。 ホームレスや麻薬中毒者が増加しています。

この3年で一気に治安が悪化して、今やフェンタニル(アメリカではフェンタネールと呼ぶモルヒネの50倍の強度を持つ鎮痛薬のOverdose(過剰摂取)で死亡するケースが増えている。現在アメリカ各地の大都市の中心で、このフェンタニルが社会問題となっている。実際に、街を車で通っているとゾンビの様な人間ばかりで驚く。

Homeless

まず気を付けて欲しいのは:

基本、治安の悪い地域に入らない事(窓やドアに柵がある所は大抵治安が悪い)

遅い時間に一人で歩く事はやめる(パンデミック後、都会の夜は早くなりました。レストランは9時~10時に閉まる所が多いです。)

ガソリンスタンドやコンビニが犯罪の穴場。物騒なので明るいうちにガソリンを入れる事(助手席の人は鍵をかけて中で待つ事)ガソリン入れてる間に助手席のカバンを盗まれたりします

車を運転していても、いきなりカージャックされる事があるので、常に車はロックする事(特に信号待ち、高級な時計をはめて窓から腕を出してると強盗にあった日本人の方いました)

ATMは出来るだけ、カードでアクセス出来る場所を選ぶ事。(沢山の現金を持たない~$100以上は持たない様にしています)出来れば支払いはカードや、Apple Payの方が安全かも

車上荒らしにあっても、現行犯がまだいる、又は誰かが怪我をした、瀕死の状態でなければ911(日本の110番)にかけない。ちなみに日本の様に救急車呼ぶと後で凄い請求が来ます。

すり、置き引き、盗難 ~ 日本の様に何か物を置いて席取りをするなんて、もってのほか。戻ったら無くなってるのは当たり前。バスに乗っていても携帯に気を取られていると、バスのドアが開いたとたん誰かにサッと携帯を盗まれる被害も多発生してます。歩きスマホは危険。運転手の近くに座るのをお勧め。交通機関の中では居眠り禁止。

家やホテルでの防犯意識 ~ 鍵はDeadboltの様な強い物がお勧め、安易にドアを開けない。窓を開けっぱなしで寝ない、窓を開けて家を出ない

宅急便泥棒の対処(防犯カメラの設置、家に居ないのならAmazonロッカーを使う、トラッキングナンバーがあるのなら、宅急便のオフィスにピックアップ出来るようにセットする)

Uber &Lyft -配車サービスを利用する時はプレートナンバーを確認してから乗る事。なりすまして、暴行されるケースもあります。

Homeless tent

アメリカ生活しているとこれが無意識レベルなので、余り怖いと思いませんが(十分怖いやろ~笑)私達でさえ、日本から来たばかりの日本の人って直ぐに分かる位なので、アメリカの犯罪者にはわかっちゃうのかしらね~。 日本から来たばかりの人って、ホント隙だらけなんですわ。  

と色々並べると、アメリカめっちゃ怖いやんけと思われるかと。だけど、自己管理してアメリカの治安防止の基本を頭に入れておけばOK。 日本の様に公園でお酒飲んだり(ちかみに警察に捕まりまっせ)、ほろ酔いで道間違えて危険地域などに入らない様に(それは大昔のわてや)。 こんな事は滅多に起こらんけど、基本を知らないと日本のノリで行動するとヤバい事になりかねないので。 楽しく安全にアメリカ生活、又は旅をしてくださいね。 

YouTubeに何個か、治安に対する動画を出しているので、興味ある方は遊びに行ってみてください。

https://www.youtube.com/@EverydaySanFrancisco

Crazy high homeless