アメリカかぶれの、在住元日本人です。今日はアメリカに在住している日本人在住難民の分析をしますで。 私は30年以上アメリカに住んでいるので、嫌でも両方の文化を見てきたと思う。私はアメリカで日本人コミュニティに属しているわけでも無いので、遠くから観察している事をシェアしますわ。
まずザクっと3種類の在住日本人に分けていくよ。
①自立型
これは私の様な1匹狼で、1人でアメリカに流れ込んできた曲者。現地の文化に深く溶け込んでいる。現地語もある程度マスタ―していて、生活するのに苦労は殆どない。現地企業に就職していたり、会社経営をしていたり。日本の経済システムとは何の関係も無く、依存もしていない。大抵現地で国際結婚をしている人が多くて、他の日本人とはビジネス以外では、余り関わろうとしない。が、同じ自立型の日本人同士では上手く出来る。自分の経験が財産。自分の能力には自信があるので、他の国民とも薄く上手くやっていける。基本的にはアメリカでも、『日本のコミュニティ』に属していない。自信は行動の数から来ると思う
②駐在型
この中でも更に2つにわける事が出来る。1つは現地文化の交流を避ける人で、言葉を覚える気も少なく不自由している事が多い。『日本の物』にこだわり、アメリカ文化になかなか馴染む事が出来ず、下手すると馴染まないまま本帰国と言う事もある。 2つ目は、駐在型同士でかたまり、閉鎖型コミュニティを作る。この閉鎖型日本人コミュニティの中での地位にプライドを持つ『ややこしい人』が多い。ママ友とか怖そうやわ。
③短期滞在型(長期観光型)
私はこの短期滞在から始めた。このタイプは現地の文化やシステムを完璧に理解しているわけでも無いが、人間関係のコミュニケーションに優れているので、友達が出来やすい。 現地語が出来なくても、何とかして乗り切るパワーがあるので、観光YouTuberとかがこう言うタイプが多い。 短期で何度も行ったり来たりしてるうちに、知り合いが沢山出来て、コネクションが増えた。気が付くと、短期滞在型は将来永住して自立型になっていたりする事もある。私みたいな奴やわ。人脈が財産の様に活用できる。
とは言え、外国での新しい生活はそんなに最初から上手くいくはずもあらへん。
いきなり何でも上手くいくはずはないので、我慢強く忍耐強く、期待し過ぎずマイペースでゴールに向かう事が一番良いと思う。合わない人間とは日本人、アメリカ人関係なく速やかに、距離を置くのが一番良いと思う。他人と比較するのは鬱に一直線だから、辞めた方が良い。私は昔頻繁に、同じESLのクラスの日本人の生徒さんに質問された。『何でそんなに英語が上達していくの?』と。答えは簡単。 私は毎日、日本人社会で生きてないから。折角アメリカに居るのに日本人とばかりつるんでいたら、何の為にアメリカに居るのか分からない。私に頻繁に質問していた子達は、学校では日本人と常に一緒、帰ってからも日本人。家で見るのは借りてきた日本語のドラマ。出かけると言えば、日本食にカラオケ。日本に居ても同じ事出来るじゃんと私は横目でそう思っていた。その子達は2セミスター位には、諦めて帰国して行った。その頃私は、アメリカのテレビやラジオを毎日つけっぱなし。(耳が英語に慣れるようにね)遊びに行くのは大抵アメリカ人。英語が全部通じなくても平気。奴らは助けてくれるし、ただで教えてくれる。『行動しながら改善していく』のが私のやり方。他人や環境のせいにする人も多いが、結局は自分が行動したかしなかったで、全てが変わる。と、私は思っている。
失敗した=良い経験になったと思えばいいのだ。