09/14/2025
結婚願望がゼロだった渡米日本人の末路
アメリカの都心に住んでる若者は、結構結婚願望が低め。 私も大昔そうだった。結婚して子供を育てるよりも、仕事や趣味に没頭したいと思う方が強かった。その昔アメリカ映画『Working Girl』に憧れた。学生の頃『Flash Dance』にも感化されたわ。

昭和の頃は日本もアメリカも平和だったなと思う
なんせ私はアメリカの強い女に憧れていた昭和の女だったのだ。だって皆、子育ては大変、結婚は大変。旦那の悪口ばかり言う妻、結婚しても浮気する旦那、セックスレスな結婚生活、ワンオペの子育て、産休復帰は奇跡~こんな事ばかり吹き込まれてると、Me Firstの私には結婚する気は起らなかった。

なので『強い女が多いアメリカ』で修業しようと決意した10代後半

Sex and the cityのエピソード(HBO)~こう言うのが面倒なんよ
アメリカに来て3年目に、アメリカ人と国際結婚をした。まぁ、若かったと言うのもらうが、既に同棲もしていたので『結婚』と言う新しい冒険するのも良いかなと思った。お陰でビザの心配もしなくて良くなったので、問題は一つ解決した。
結局彼とは、住む都市が合わず、引っ越しを繰り返し、数年経ったら溝が出来て来て心が離れて行った。私はその時彼とアメリカのど真ん中に住んでいたが、自分には全く合わずサンフランシスコに帰って来たかったので、財産分けして離婚届けを出しに裁判所に行った。当時20代前半なので財産と言っても山の様なCDを分けるだけだった。
そんなこんなで、仕事のTransferのオファーが来たので、一瞬でU-Haulの貸トラックに荷物をまとめて、お世話になった人達にお礼を言って、アメリカのど真ん中から半横断。サンフランシスコの街に戻って来た。私はこの時、サンフランシスコと言う街と結婚する気で戻って来た。引っ越しトラックを運転しながら、サンフランシスコの国境が見えた時は狂喜のあまり、涙が出た。 この時私は『男よりサンフランシスコ』を取ったのだ。
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