04/19/2025
アメリカの医療保険がやばい
”医療保険が払えない人に使えるあの手この手教えます”
アメリカの医療保険がやばいのは、日本に住んでいても噂は聞いた事があるはず。それほど、世界中にヤバいと思われてるアメリカの医療保険システムだ。先進国なのに、医療に関してはビジネス。大手薬品会社がアメリカを動かしている感が凄い。テレビを見ていても普通に医薬品のコマーシャルばかりやっていて、薬大好きなアメリカ人にとっては、やばいなと思うわ。
とは言え一応、低所得者や高年齢者、障碍者などは市、州、国が運営する公的医療保険があるけれども、病気持ちでスペシャリストが居る私の様な奴には、自分の行きたい医者は選べないのが現状。コロナの無職期間中私は、市が運営するMedi-Calに入っていたが、市と州の経営方針が違うので、先に自分の住んでいる市に電話してみると良い。サンフランシスコは移民、市民、違法移民と関係なくカバーしてくれるので、本当に優しい国だと思う。フルタイムで仕事すると、企業の用意した民間の医療保険に入る事が出来る。
さて、アメリカの医療保険プランは、松竹梅と言う感じで(Bronze, Silver, Gold, Platinumがアメリカ流)会社が保険を提供してくれても入ってるプランで自己負担が変わる。簡単に言うと毎月払っているプレミアムが高い程、いざ病院に行くとCo-Payが安くなる。(窓口負担とでも言うのか?)ただスペシャリストやERにかかると、窓口負担を払っても、それで終わりでは無いアメリカ。後から別の請求が来るから恐怖。特別な治療とかすると、後から麻酔代や病院使用料など別個で請求が郵便で家にやって来る仕組みだ。だから、入院しても日本の様に退院する時にお金を払うわけでもない。


ほんま、病気貧乏もええとこや
自慢じゃ無いが、アメリカで何度も手術をした事がある私の経験では、病院を出る時にはまだ麻酔ガンガン効いてるので、病院を出る時に支払いを要求される事は無い。大抵車椅子で、出口まで送ってくれてお迎えの人に渡されてさようなら。
プランによって自己負担額が変わるから、前もって内容を確認する事をお勧めする。最近は保険が病気の治療をカバーしないからと言って、払わなかったり治療を拒否する保険があるので、医者のオフィスにちゃんと確認する事。(だから去年の様にUnited Careの偉いさんがニューヨークの街のど真ん中で射殺されたりする様な出来事が起きる)
気を付けて欲しいのは、医療費が払えないからと言って、知らん顔してると催促の電話や郵便がやって来る。それでも無視していると、コレクター(債権回収会社みたいなん)に報告されてしまう。一旦コレクターに行ってしまうと、自分のクレジットスコアに傷がつく。 病院のBilling Departmentに電話して、相談すると無利子で分割で払える様にしてくれるので、最初から自分のクレジットカードで全部払わない事をお勧めする。(じゃないとクレジットカードの利子は30%近い)アメリカでは「聞いてみてなんぼ」と言う事が多いので、トライしてみて。
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