04/11/2025
アメリカ移住の現実、実態
日本に住みたくない! 憧れのアメリカに行く! と、言う人は後を絶たないと思う。
が、実際にアメリカに来てやっていけるのだろうか? 私がアメリカに流れついたのは80年代後半。 まだ日本はバブルの真っ最中で、日本円は世界で一番強かった時代。アメリカに来た時、なんて貧乏で汚い国やと思ったのが私のアメリカの第一印象。
これから単独で自分の力で、アメリカに住むって思ってる人はまず短期の度に出る事をおすすめ。日本のノリで、仕事やビザ、住む所は直ぐに見つかると思ってたら大間違いです。下手すると、アメリカ移住して直ぐに貧困に陥る人も沢山いるので注意。
自由の国アメリカだけど、全然自由じゃない真実。思ってたのと違うってなる確率は大。アメリカの現状を知れば知るほど、来る気はなくなるかもしれません。

アメリカ移住の落とし穴~直面する5つの問題
就労ビザ
富裕層でもビザを取るのが大変なのに、何も無いあなたにLottoが当たらない限りは、ビザは簡単には貰えないので覚悟して欲しい。数人のオーバーステイしている日本人の方々を知っているが、普通に取れない。特に今の政権では困難極まるよ。

特に女一人で入国するのは、最近困難になっている。米国で売春されると困るから。(私は50以降、何の質問もされんくなったわ)
住宅事情
アメリカの家賃は軽く日本の数倍すると思って欲しい。安く済ませようとすればする程、スラム街に住む事になるので要注意。アメリカは安全をお金で買う国。サンフランシスコでStudio(ワンルーム)を借りると最低$2000かかる。しかも、アメリカで住んだことが無いと、クレジットスコアも無ければ連帯保証人も居ないので私達外国人には、中々貸してくれない。ただし、大家さんによっては『日本人は静かだし、綺麗に使うから好きだ』と言ってくれる人もたまにいる。通常家賃は給料の30%以下に抑えましょうと言う指標があるけれど、SF,LA,NYなどの大都市では殆ど無理と言ってよい。収入の半分が家賃と言う人が大半の気がする。なので、大半の庶民は2-3個仕事を持っているのが普通。
バカ高い医療費
ちょっと救急車呼んだら$1500、病院の軽い診察を受けると$500。ただしアメリカで働いていると会社が保険を提供してくれるので、助かる。個人で入ると私の様な50代では、月に$1500はかかるので洒落にならん。 ただし、住民は昔で言うオバマケアと呼ばれる、Covered CaliforniaにQualifyすれば、かなり安くなるし、私みたいにコロナ中無職でも、Medicalと言う無料の保険が提供される。(ただし治療を受けれる場所はリミットされる)

病気貧乏生活の私が言うから、間違いないで
治安
基本的にアメリカは銃社会なので、日本と違って夜中にふらふら歩く事は出来ない。とは言え、サンフランシスコの繁華街とか、バーとか普通に出かけているが、帰りは流石にUBERで家まで帰るのが普通。 人が沢山居るところは、普通に出かけれる事が出来るが、道中気を付けて欲しい。アメリカは治安が良い地域でも、1本路地裏を入るとホームレス街、または薬中だらけだったりする。暗い夜道は避けた方が安全。日本ののりで、夜飲み歩くと言う事は辞めた方がよい。後、車上荒らしに普通にあうので、車の中には一切物を入れて置かない事が重要。私も過去30年に3度、車上荒らしに会っている。警察は呼んでも来ないよ。
食事状況
私達庶民は99%自炊してます。ちょっとスーパーで袋2つ位買うと一瞬で$100飛びます。外食は当たりはずれが凄くて、高いので失敗は許されません(笑)よく調べるか、住民の口コミで行った方が確実です。アメリカのご飯は基本重たいし、量が洒落にならんので、日本食が好きな人には辛いかもです。

外食は楽しいけど、財布が持たん。自炊が一番や
最終的には何でも、自己責任のアメリカ。ある程度の計画が無いと、一瞬で貧困に陥る可能性も大。私みたいに、30年以上前に『何とかなるやろぅ』のノリでは、かなりしんどい。ある程度のPlan Bも必要になるので、まずは視察をしに来て自分に本当に合う街なのか、引っ越す前に見てみるのも良し。私はサンフランシスコに落ち着くまで、ロンドン、ハワイ、ロスアンジェルス、ダラスと色々短期間で住んでみた。結構行く前まで憧れていた街が、かなり自分が思ってたのと違う事が多い。とりあえずは、行動しかないで。頑張ってね!
Recent Blog