3年前の今頃、重い腰をあげてやっと市民権の申請をした。私はグリーンカードを90年頭に取っていて、本来ならそこから5年滞在、アメリカ人と結婚してれば3年で申請条件が満たされる。一応オバマ政権の頃からそろそろ取らなあかんなと、思いながら気が付いたらバイデン政権に入っていた。仕事が激務、大病続き、体とメンタルが健康じゃないと結構何も先に進まない。ズルズルと気が付いたら30年経っていた。

だが、一番のプッシュはホランプ政権1.0だった。アメリカ在住の外国人（私を含め）はグリーンカードを持っていても、国外追放される可能性もあるので、恐怖で震えた4年間だった。ただ、ホランプの顔見ながら宣誓は絶対に無理と思ったので、次の政権が終わるまで待とうと決心。だが、そこで2020年3月からパンデミックに突入。政府のオフィスには入れないので、取り敢えずもう少し待つこ事に。日本も鎖国体制に入ったので、日本の家族に何かあったらすぐに飛んでいけないので、日本のパスポートをしばらくキープする事に決めた。

ちなみに、日本人以外の人種って永住権の申請条件を満たすと、直ぐにでもアメリカ市民権を申請するのが常識。でも、日本人の多数派永住権を取ってしまうと、そこで目標達成して安心するのかグリンカード取得で終了。将来的に日本に戻りたいと言う人が、多数いる。これはアメリカに引っ越して来る他の移民には見られない光景なのだ。

まぁ、私も約30年位市民権申請しなかったから、同類日本人と思う。でも私の場合、母の反対もかなりあった。　母としては何かあったら帰国して欲しいと言う希望が忘れられなかったらしい。　だが、アメリカで楽しく幸せに暮らしている私を見て、諦めたらしい。　あと、日本って二重国籍持てないから滅茶苦茶悩む所でもある。しかも国民保険が神の日本なので、40過ぎて次々と大病になった私は、一応日本国籍置いておいても良いなと思って、そのままにしてあったのだ。

ただ大統領が変わると、イミグレの法律も変わる。馬鹿殿が再び政権を握ると、私達外国人は白人至上主義に押されて、テロリストからアメリカを守ると言う理由でかなり厳格な入国制度に変わる。（これは2年前の私の言葉）案の定、ホランプ2.0で、留学ビザ停止や強制送還でアメリカは現在揺らいでいる。

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