ゲイハズバンドと私

9年ぶりに親友と再会した。長年の親友ゲイハズバンドだ。ゲイハズバンドと言うと、勘違いする人が多い。昔の旦那がゲイになったのでは無い。私の様なシティガールには、大抵ゲイの親友が居る。これを通称『ゲイハズバンド』と呼ぶ。

フランシス子

ゲイハズバンドは女友達 (笑)

そんなこんなで、私のゲイハズバンドは10年前に結婚して、新旦那の転勤で長年住んでいたサンフランシスコから、ロンドンに引っ越して行った。ちょこちょこ話はするが、やはり直接会って話すのと電話で話すのとはかなり違う。

9年ぶりに待ち合わせして会うと、昨日会ったばかりの様な感覚で最近の出来事をべらべら話す。だが、初ランチはマシンガントーク4時間の長話になっても終わらず、これは2日目と3日目のの夕飯まで、続いた。波長が合う友達とは、どんなに長い間会ってなくても、全くその時間を感じさせず、当時の関係に戻れるなぁと感じた。9年前にタイムスリップした感じで、楽しい時間を過ごす事が出来た。

フランシス子

どんだけ話があるねんっちゅう位話した

以前と全く変わらない会話のテンポ、気兼ねなく話せて、自然な関係。9年ぶりなのに、お互いの近況報告や、共通の友達の話題で盛り上がった。自然な楽しい会話が何時間も続いて楽しかった。こういう良好な友人関係をこれからも保てると良いなと思う。

昔からの友達よっては、段々価値観が違う事に気づく事もある。それは多分自分のステージが上がって行く要素もある。が、たまに生き方や価値観が違い過ぎて、話が合わなくなってしまった違和感が出る人もいる。そう言う人達とは、一時的にでも距離をおいてしまう。縁を切らなくても距離を置いておくのが良いかも。人によっては、裏切られたりうざくなり過ぎて、縁を切る事もある。この歳になると、嫌々人と付き合うのが出来なくなってくる、時間は有限なので無駄にしたくない。しかも付き合う人を変えるだけで、人は簡単に変わったりする。なので、私は無理して合わない人とは付き合う必要は無いと思う。友人に違和感があるのは、自分に変化があるからだと信じている。案の定、大昔日本で大親友だった子達と私は、全く合わなくなってしまった。それは相手も同じ事。相手のライフステージが変わったら、違和感しか無くなってくる。

誰もが生きていりゃ、ライフステージの変化はあるハズ。人間関係の変化、住まいなどの環境の変化。そういったあらゆる変化に私達人間は、知らず知らずのうちに影響を受けるよね。自分にとってベストな環境で生きるためには、人間関係の変化も恐れずに楽しんで行こうと思う。