セックス・アンド・ザ・シティとAnd Just like that

セックス・アンド・ザ・シティと言えば、90年代後半から2000年代前半にアメリカで社会現象を起こしたHBOのオリジナルシリーズ。 私も同じ年代で、丁度オンタイムで毎週見ていた。30年代のニューヨーク女性4人の仕事や恋愛模様がメインのコミカルなストーリーだが、地味にリアルで当時の自分のサンフランシスコのシングルライフと同じ様な感じでツボった。 自分がどのキャラクターとマッチするかと考えると、登場人物の誰と確定出来ないが4人とも自分の中のキャラクターと共感を呼び込める要素が十分に入っている。

フランシス子

いまだに昔のSex and the Cityを見ると自分と重なって面白い

先日Sex and the Cityの新章And Just like thatがシーズン3を持って終了した。個人的にはAnd just like thatの最初のシーズンは、50代のお金持ちの愚痴と資本社会の金持ちの生活の見せびらかしの様な感じで、物価高騰に悩むアメリカ庶民には、親近感がわかなかった感がある。人間味も少なく、親近感もわかないまま、Sex and the Cityの名残りで見ていただけだった。

フランシス子

SATCのオフィシャル写真集まで持ってたわ(笑)

And just like thatはシーズン3でやっと、少し面白くなってきたかなって所で、このシーズンで終わりますと先週発表された。確かに、Sex and the Cityの面白さは半減し、好きなキャラのサマンサやキャリーのゲイハズバンドのスタンフォードも居ない(2021年にお亡くなりに)。面白いキャラがAnd just like thatに少ないので、人気が少ない気がせんでもない。

この後映画を作らない事を願う。Sex and the Cityの後、私は映画2本とも見たがトラウマになった。個人的にはSex and the Cityのまま、終わってくれれば一番良かったのに。と、少し悲しくなる。あれは本当に幻滅した。

かと言って、こんなに大ヒットしたこのシリーズだが、男に見せると結構不評だったりする。うちの旦那も私がAnd just like thatを見ようかなと言うと、余り良い顔をしない。案の定シーズン1から、大不評で3エピソード見た辺りから私は1人で見る様になった(苦笑)そりゃ、見たくないもん見せられても苦痛やろし。どうも男どもには面白いと感じないらしい。確かに女性目線でストーリーが書かれているので、理解に苦しむらしい。最近たまにSex and the Cityを見てるので、私が同じ経験した事をまた載せる予定です。

フランシス子

需要あるんか?(笑)

なにせ、彼女たちの問題。彼氏、結婚、仕事、お金、不妊、病気などを通して、自分の経験と共感、追体験が出来て楽しい。まぁ、たまにモヤモヤする事もあるが、とりあえず何の問題でも乗り越えれる勇気が出る。人生に起きる色々な苦難があっても、何とかなると元気が出るのが、Sex and the Cityである。